覚書 メモ

自分のための備忘録です。

もてる男になるには

数日前。

都内の某囲碁センターに行った。

書籍購入のためだ。

ドアを開けた途端、”やられた”。

70歳以上ぐらいの男性しかいない。

独特の空気が漂っていた。

若い人はやっぱりネットなのかな。

それとも囲碁人口そのものが少なくなっているのかもしれない。

 

で。

そこの囲碁センターの廊下でのこと。

おじいちゃまが2人、話している。

「加藤の婆さんは幾つぐらいなのかな?」

 「さぁ?」

「もう80近いと思うぞ。あの婆さん」

 「そう?」

「辞める辞めると言って辞めないな。あの婆さん。

 あの婆さんひとりが元気だな。婆さん」

 

こんな感じで話している。片方のおじいちゃまは「婆さん」を連発。

ダメだ。この人はモテない。

 

加藤のおばあちゃまが聞いたら勿論不愉快だろうし、それだけでなく関係のない他の女性が聞いてもやはり不愉快になると思う。ちょうど私が不愉快になったように。

女は共感し連帯する生き物だ。こういう気配りの無い優しさに欠ける発言には敏感だ。

 

そして残念なのは、このおじいちゃまに決して悪気は無い、ということ。

この人が加藤のおばあちゃまが大嫌いで、それで悪口を言っているのならいいかもしれない。でもそうではないと思う。むしろ親しみを感じているからこそ、「婆さん」呼ばわりをしているように思えた。

 

でもダメだ。大抵の女はそういうのは嫌だ。丁寧に大切に扱って欲しいのだ。

 

で。

モテる男になるには簡単。

こういう暴言をさけ、明るく挨拶をし、衣服は清潔に保ち、真面目に勉強や仕事に取り組む。誰にも親切にする。それだけでいいのだ。

 

気の利いたセリフやお洒落なジャケットなんか必要ない。

どうも男はお笑いが好きで、面白い話をすることに一生懸命のきらいがあるけれど、そんな必要はない。話すよりまず聞くこと。相手の話を真摯に聞くこと。それが大事。

 

そして誰に対しても親切にすること。

女性を区別しない。

冴えない女性に冷たくすると、可愛い女の子はそれを見ている。そして不快に思う。

女は一瞬で男の品定めをする。

 

 

さて。

囲碁、どうしようかな。

ちょっとした講座にも行こうかと思ったけれど。

やはりネットが良いかもしれない。